こんにちは、ユデブロです。
ある日GA4のセッションの参照元レポートを眺めていたところ、過去28日間で「I.instagram.com / referral」が一番多い流入元として計測されておりました。
「最近instagramの投稿を頑張っていたからだな!」と思いましたが、他の流入元を眺めていたら8番目の位置に「instagram.com / referral」が…。
何が違うの??? あ、 先頭に「I.」が付いている!?
ということで調べてみました!
Googleアナリティクスのコミュニティサイトにあった回答をソースとしています。加えて私見も含まれていますので、正しい情報かはご自身の環境も照らし合わせながらご一読ください!
「I.instagram.com」とはつまり○○からの流入!
ユデブロはGoogleアナリティクス初心者ながら設定の方法は知っているため、
「設定して!!」と依頼いただいたことがあります。
今回説明するGA4で分析しているサイトですが、義理の姉と兄がブランドを作っていて、その商品を販売しているbaseにアナリティクスを入れております。そのブランドが運営しているinstagramもありがたいことにフォロワーが1.1万人(2023.5.1現在)おり、色んなinstagramの機能(ストーリーにリンクを貼る等)を使用できている、ということを前提にしております。
結論から言うと、
「I.instagram.com」とはつまり 「instagramのストーリーズ」からの流入!
とのことでした。
特によくセッションがあった日に、多くの商品をストーリーズにアップしており、その際にbaseの商品ページに飛ぶようにリンクをつけたため、この参照元が増えたのだろうと予想ができますし、裏付けがとれているかと思います。
8番目の参照元にある「I.」の付かない「instagram.com」は、おそらくinstagramのプロフィール等に設置しているリンクを踏んで、baseのサイトを開いているというユーザー行動かと思います。
「I.instagram.com」 → 「instagramのストーリーズ」のリンクからの流入
「instagram.com」 → 「instagramのプロフィール等に設置しているリンク」からの流入
じゃあ「I.」って何を示すの?
結論が先に出ましたので、調査して分かった理屈も念のため記載いたします。
「l.」はスパム防止のためにfacebookが設定している”Link Shim” というシステムを経由した場合に表示されているようです。(instagramはfacebookのサービスの1つ)
instagram以外のリンク先に飛ぶ際にこのシステムを経由しスパムかどうかチェックさせ、その後対象のリンク先に飛びます。
つまり、リンク先が不適切なスパムサイトだった場合、このシステムが検知してくれて、警告ページを表示してくれるようです。
ストーリーズに貼られるリンク先は、どんなリンク先でも一旦は設定可能なので、ユーザーもリンクを貼る側も守るために、この機能が使われることは必須ですね!
つまり「l.」というのは、「Link Shim」の頭文字ということだとユデブロは考えます。(Lの小文字なのか、iの大文字なのかちょっとはっきりしませんが…。笑)
またひとつ学びました!世の中には分からないことがあふれていますね〜アナリティクスも手強いですが、また何か学ぶ度に記事にしていきます!学びの機会をくれて、義姉、義兄ありがとうございます<(_ _)>
参考サイト
https://support.google.com/analytics/thread/95161427/instagram-stories経由のセッションについて?hl=ja